97年度〜隔週二年目。
2005/03/26 Sat 00:20
第三回は隔週二年目、97年度です。
二年目、この年だけ号のカウントが1月から始まっています(通常は三月から)。97年に24号、98年に5号で再度月刊化されました。ちなみに最初の月刊時代は1号約380円。隔週刊時代は約300円×二回。そして再月刊化時は約500円と何気に値上がっています。
二年目、この年だけ号のカウントが1月から始まっています(通常は三月から)。97年に24号、98年に5号で再度月刊化されました。ちなみに最初の月刊時代は1号約380円。隔週刊時代は約300円×二回。そして再月刊化時は約500円と何気に値上がっています。
隔週刊して一年ですが若干失速した感もあります。だからすぐに再月刊化となってしまうわけですが。
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ブルーバック 2 (2)
09号からは「ブルーバック」「重機甲兵ゼノン」の神崎まさおみによる「ドラゴンクエスト幻の大地」の連載が始まりました。エニックスのメディアミックスはこの頃から始まったのかもしれません。何気に四コマ、ロトの紋章以外では初の漫画化?ギャグ王の天空物語の方が先かもしれませんが。スクエニとは関係ないですが、アッパーズで連載していた「鋼〜HAGANE〜」はオススメ作品です。
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職業・殺し屋。 4 (4)
ゲームの漫画化はさらに続きました。16号からは「ZMAN」の西川秀明による「アークザラッドII〜炎のエルク〜」が開始されました。中々の長期連載で4年続きましたが、その後スクエニでは姿を見なくなってしまいました。調べてみるとヤングアニマル嵐にて「職業・殺し屋。」なる漫画を連載しているようです。気になる方は読んでみては如何でしょうか。
同じく16号からはその後雑誌を転々とすることになる「悪魔狩り」連載開始。元々この作者である戸土野さんはエニックスの漫画賞で大賞を受賞しています。
漫画賞といえば、この頃同じくエニックス21世紀漫画大賞でデビューしたいせだいちけん、という方がいましたが何処へ行ってしまったんでしょうか。準大賞を取った中々の逸材だったと思ったのですが。ちなみにこの方と同時に準大賞を取ったのが「東京アンダーグラウンド」の有楽さんでした。
21号からは野球漫画「燃えもえ」が連載開始。一年は持ちませんでしたが、スポーツ漫画の中では中々息の長かった漫画です。割と絵柄が独特で確立されたものだったのですがこの後、ガンガンでは見ませんでした。
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それじゃあ吉田くん! 1 (1)
この年の最後の号、24号では「里見☆八犬伝」が始まりました。読んでいたのですが、その後ブレイドにいってからは増刊で「新生・里見八犬伝」を開始したようですがどうなっているんでしょうか。
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東京アンダーグラウンド 13 (13)
98年に突入し、また入れ替えの時期がやってきました。01号からはアニメ化もされた「東京アンダーグラウンド」が連載を始めました。先日、最終回を迎えましたが7年引っ張ってあの終わり方はちょっと不満でした。
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ドラゴンクエストエデンの戦士たち 11 (11)
02号からは「ロトの紋章」を終えた藤原カムイが「Color mail」を開始。この作品は世界から失われた色を取り戻す、という作品でした。連載時はこの作品のページのみ色合いが違っていまして、色を取り戻すたびに使われる色が増えていくというギミックが組み込まれていました。コミックスも二色ずりではなく、カラー印刷の大判サイズでした。
さて、97年度を終えてまたガンガンは月刊化されることになります。この時点でまだ旧世代の作品である「魔法陣グルグル」「突撃!パッパラ隊」「ハーメルンのバイオリン弾き」は続いていましたが、それ以外はほとんど入れ替わってしまいました。「同人ガンガン」と揶揄される路線の変更は着々と進められていたのでした。
【追記】
ドラゴンクエスト6は実は書き手をプロアマ問わず公募していました。ただ、応募が無かったのか結局神崎氏に頼むことになったようです。
この年、忍ペンまん丸がアニメ化。
【この頃の他の作品】
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エイケン 18 (18)
■裏剣道ZERO
ガンガンで干されてもっとも成功したのはこの人かもしれません。裏剣道ZEROは主人公の零が古代剣術を用いて戦う漫画でした。この頃の絵はとても上手いとは言えませんでしたが、たった半年の連載でここまで絵が変化した漫画も無かったと思います。何故かこの作品はコミックスが出ないまま作者の松山せいじさんは移籍、そして「エイケン」で再デビューを果たすのでした・・・。
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もっと心に星の輝きを 7 (7)
■大正格闘浪漫 疾風の天
題名が某明治剣客浪漫譚に似てるのは気のせいです。どちらかというとWINGで連載していた「天馬の風」と多少リンクしている作品です。振り返るとこの作者・松葉博さんは天狗関連の話が好きだったなぁと思います。
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天外レトロジカル 4 (4)
■PON!とキマイラ
何気にこの「他の作品」で取り上げてる作品は移籍組ばっかりですが、このポンキマも終了後に移籍されてしまいました。
天から落ちてきた神獣の卵。落ちてきた拍子に卵が割れてしまい、中身の神獣ポン太は目の前にいた八満を親だと刷り込まれてしまいます。卵を追いかけてきたシアンは八満になついてしまった神獣と暮らすことになるのですが・・・。
シアンは何気にかなり魅力があるキャラクターだったと思います。シリアス路線よし、コメディ路線よしの作品でした。移籍組では途中で打ち切りではなくちゃんとした形で終わったのも印象的です。
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ブルーバック 2 (2)
09号からは「ブルーバック」「重機甲兵ゼノン」の神崎まさおみによる「ドラゴンクエスト幻の大地」の連載が始まりました。エニックスのメディアミックスはこの頃から始まったのかもしれません。何気に四コマ、ロトの紋章以外では初の漫画化?ギャグ王の天空物語の方が先かもしれませんが。スクエニとは関係ないですが、アッパーズで連載していた「鋼〜HAGANE〜」はオススメ作品です。
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職業・殺し屋。 4 (4)
ゲームの漫画化はさらに続きました。16号からは「ZMAN」の西川秀明による「アークザラッドII〜炎のエルク〜」が開始されました。中々の長期連載で4年続きましたが、その後スクエニでは姿を見なくなってしまいました。調べてみるとヤングアニマル嵐にて「職業・殺し屋。」なる漫画を連載しているようです。気になる方は読んでみては如何でしょうか。
同じく16号からはその後雑誌を転々とすることになる「悪魔狩り」連載開始。元々この作者である戸土野さんはエニックスの漫画賞で大賞を受賞しています。
漫画賞といえば、この頃同じくエニックス21世紀漫画大賞でデビューしたいせだいちけん、という方がいましたが何処へ行ってしまったんでしょうか。準大賞を取った中々の逸材だったと思ったのですが。ちなみにこの方と同時に準大賞を取ったのが「東京アンダーグラウンド」の有楽さんでした。
21号からは野球漫画「燃えもえ」が連載開始。一年は持ちませんでしたが、スポーツ漫画の中では中々息の長かった漫画です。割と絵柄が独特で確立されたものだったのですがこの後、ガンガンでは見ませんでした。
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それじゃあ吉田くん! 1 (1)
この年の最後の号、24号では「里見☆八犬伝」が始まりました。読んでいたのですが、その後ブレイドにいってからは増刊で「新生・里見八犬伝」を開始したようですがどうなっているんでしょうか。
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東京アンダーグラウンド 13 (13)
98年に突入し、また入れ替えの時期がやってきました。01号からはアニメ化もされた「東京アンダーグラウンド」が連載を始めました。先日、最終回を迎えましたが7年引っ張ってあの終わり方はちょっと不満でした。
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ドラゴンクエストエデンの戦士たち 11 (11)
02号からは「ロトの紋章」を終えた藤原カムイが「Color mail」を開始。この作品は世界から失われた色を取り戻す、という作品でした。連載時はこの作品のページのみ色合いが違っていまして、色を取り戻すたびに使われる色が増えていくというギミックが組み込まれていました。コミックスも二色ずりではなく、カラー印刷の大判サイズでした。
さて、97年度を終えてまたガンガンは月刊化されることになります。この時点でまだ旧世代の作品である「魔法陣グルグル」「突撃!パッパラ隊」「ハーメルンのバイオリン弾き」は続いていましたが、それ以外はほとんど入れ替わってしまいました。「同人ガンガン」と揶揄される路線の変更は着々と進められていたのでした。
【追記】
ドラゴンクエスト6は実は書き手をプロアマ問わず公募していました。ただ、応募が無かったのか結局神崎氏に頼むことになったようです。
この年、忍ペンまん丸がアニメ化。
【この頃の他の作品】
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エイケン 18 (18)
■裏剣道ZERO
ガンガンで干されてもっとも成功したのはこの人かもしれません。裏剣道ZEROは主人公の零が古代剣術を用いて戦う漫画でした。この頃の絵はとても上手いとは言えませんでしたが、たった半年の連載でここまで絵が変化した漫画も無かったと思います。何故かこの作品はコミックスが出ないまま作者の松山せいじさんは移籍、そして「エイケン」で再デビューを果たすのでした・・・。
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もっと心に星の輝きを 7 (7)
■大正格闘浪漫 疾風の天
題名が某明治剣客浪漫譚に似てるのは気のせいです。どちらかというとWINGで連載していた「天馬の風」と多少リンクしている作品です。振り返るとこの作者・松葉博さんは天狗関連の話が好きだったなぁと思います。
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天外レトロジカル 4 (4)
■PON!とキマイラ
何気にこの「他の作品」で取り上げてる作品は移籍組ばっかりですが、このポンキマも終了後に移籍されてしまいました。
天から落ちてきた神獣の卵。落ちてきた拍子に卵が割れてしまい、中身の神獣ポン太は目の前にいた八満を親だと刷り込まれてしまいます。卵を追いかけてきたシアンは八満になついてしまった神獣と暮らすことになるのですが・・・。
シアンは何気にかなり魅力があるキャラクターだったと思います。シリアス路線よし、コメディ路線よしの作品でした。移籍組では途中で打ち切りではなくちゃんとした形で終わったのも印象的です。